2010年 04月 10日
アートフェア2010出品作です(売却済)。 僕は自身の作品タイトルについてよく質問を受けるのですが、 まるで「○○」のようだ。←タイトルの前後にこの様な補足を付けると分かりやすいかもしれません。 人が古来より、例えば川の流れや雲の流れに人生を見たり、花や草木に生や死を見たり…、 抽象的な感覚や価値観や存在を何かしらの自然の有様に例えて同化させる、その表現が僕はとても好きです。 形のないモノに輪郭を与える心境はとっても理解出来る。やはり人は感情感覚思想を意識する生き物なのだ。 絵画の意味とは、絵画も先としかり。 何かしらの輪郭としての絵画。 視覚で捉えた画像が全ての意味ではなく、 作者が与えた輪郭を入り口とし、その感覚に共鳴しながら広がるイマジネーションと個々の人生観との同化が、 作品を見る面白さだと僕は思っていまして、 自分の作品もそういったモノになればいいなと思いながら今日も描いております。
by unokazu
| 2010-04-10 02:22
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