2015年 03月 18日
80号(145.5×97.0cm)の作品を国立新美術館にて発表します。 作品は白日展会場内の5室にあります。 なお、会場当番で3月21日に一日展示場にいる予定です。何かありましたらご遠慮なくお声をかけて下さい。展示の日程は以下になります。何卒よろしくお願いいたします。 今年の出品作は「合間」という題をつけました。 「入口」と「出口」、その間、「合間」について。 1年2ヶ月ほど前になりますが、子供の誕生に際し、小さな細胞が徐々に人間の形になって行く姿、産まれ出る光景に、喜びと同時に人生の入口というものを強く目の当たりにした感覚がありました。一方で、かつて身内の死をお見送りし、お骨に対面する事が何度かありましたが、悲しみの感情と同時に人生の出口というものを強く感じた覚えがあります。 入口から出口へ流れる限られた時間…、自分もまさに今その時間に生きているのだ、ということを、子供の誕生をきっかけに一層実感する様になりました。 一つの命の前後には、その命が存在していない時間が無限に流れている…、そんなことを思いながら、今の存在を改めて奇跡のように感じています。
by unokazu
| 2015-03-18 02:34
| art
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