2016年 06月 15日
6月7日に日本橋三越での個展が終わりました。 お越し下さった皆様、この度は誠にありがとうございました。会期中は作品を通して沢山の交流を持つ事ができましてとても刺激になりました。また、並んだ作品を在廊中ずっと眺めていたことで、作品に向かう意識を冷静に整理できた様な気がします。今後に繫げて行きたいと思います。 額の付いていない2点は制作途中で出品となってしまった作品です。本個展ではお先にコレクション先が決まりまして完成をお待ち頂くこととなりました。完成後の発表はありません。完成作品の画像は後日日記にて公開したいと思います。 今回の個展では鉛筆によるドローイングも出品しました。 瞬間的な線の痕跡が残るドローイングはコツコツと積み上げるタイプの油彩画とは違う表現となっています。 日記ではたびたび紹介しているクレパスによる作品です。こちらの作品はドローイングと同様に瞬間的な痕跡を残しています。油彩画とは違うアプローチを今後とも発表していきたいと考えています。 今回DMに使用した作品です。 個展準備期間中はいつも以上にアトリエにこもっていたのですが、最後の3週間ずっと咳が止まりませんでした。聞くところによるとやはりテレピン油の揮発によって喉が荒れたのでは、ということでした。会期中はアトリエから離れ毎日在廊していたこともあってか、咳は止まりすっかり体調が良くなりました。換気をちゃんとしていたつもりでしたが、今まで以上に気を付けなくてはいけないですね。 個展が始まるまでは先の長い道のりですが、終わってしまうのはいつもあっと言う間です。1週間の会期はいつもながらとても短く感じました。 現在は6月25日から始まる展覧会へ向け作品を描く毎日です。個展が終わっても変らず黙々と描いています。いつも通りの日々、幸せな事です。個展は多くの方に支えられ今の自分があることを改めて実感できる場だと感じます。改めまして、皆様に感謝申し上げたいと思います。 今後とも全身全霊作品に向き合い、より良い作品を発表し続けて行けるよう日々精進いたします。
by unokazu
| 2016-06-15 02:32
| art
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