2017年 09月 25日
旅行
大井川鉄道のきかんしゃトーマス号に乗車してきました。
http://oigawa-railway.co.jp/thomas

息子との約束をやっと果たせました(笑)静かな写真ばかりの掲載ですが‥、今回の旅行は大はしゃぎの連続で楽しかった様です。親としても嬉しい。
c0053436_01505577.jpg
c0053436_01511264.jpg
c0053436_01512325.jpg
c0053436_20582422.jpg
c0053436_02220028.jpg

c0053436_02011870.jpg
c0053436_02131251.jpg
例えば絵画を農作物とイメージした場合、豊かな土や太陽などは何にあたるだろうか、などと考えます。心や気が作品の種ならば、どうだろうか。

c0053436_15353420.jpg夕方にホテルの近くの海に遊びに行きました。

夕暮れ時の海が強烈に魅力的でしばらく一人にしてもらいました。波打ち際で数十分、座ったり寝転んだり。無心になったり考えたり。

種が生まれたかは分かりません。
それが作品へと育つかどうかも分からない。

根拠はないですが、こういった時間が必要なことだけは確信しています。

明確に説明できないことや、ビジネス上確実でないことを沢山抱えていることはなかなか理解を得ない。

結果が全てであることからは背を向けられませんので、頑張るとしか言えませんが、絵描きとして子供を育てられたら素晴らしい、と改めて思う旅行でもありました。





# by unokazu | 2017-09-25 21:43 | notes
2017年 09月 21日
展示のお知らせです
第11回 アヴニール展
期間:2017年9月21日〜30日
会場:春風洞画廊(〒103-0027 東京都中央区日本橋3−8−10)
TEL :03-3281-5252

安彦文平 (Fumihira ABIKO)
今井 喬裕 (Takahiro IMAI)
卯野 和宏 (Kazuhiro UNO)
加藤裕生 (Yasuo KATO)
小森 隼人 (Hayato KOMORI)
曽根 茂 (Shigeru SONE)
高橋和正 (Kazumasa TAKAHASHI)
冨所龍人 (Tatsuto TOMIDOKORO)
中尾直貴 (Naoki NAKAO)
福井 欧夏 (Ouka FUKUI)
丸山 恭世 (Yasuyo MARUYAMA)
山本 大貴 (Hiroki YAMAMOTO)
李 暁剛 (Xiaogang LI)


出品作品:「対岸の音」4号S(333×333mm)/油彩/2017

今年はとてもギリギリでの制作でした‥。
出品作品は95%ほどの完成度です。あと少し時間が足りませんでした‥。

当初スケジュールの過密具合から出品をお断りしようかと画廊へお伝えしましたが、来年六月の2人展(春風洞画廊企画)の出品リストにも入れても良いとのことで、展示に参加させていただきました。来年同画廊にて、しっかり完成した姿をお見せしたいと思います。
申し訳ないです。

2人展のもうお一方は今回アヴニール展でもご一緒している安彦文平さんです。安彦さんの作品もぜひご覧ください。力のある作家さんが集まった展示ですので、きっとお楽しみいただけるかと思います。お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りくだされば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
c0053436_10583177.jpg
c0053436_11002637.jpg



# by unokazu | 2017-09-21 11:31 | art
2017年 08月 29日
肖像画の制作
c0053436_23282338.jpg
3号S(273×273mm)/油彩/2017

彫刻家・加藤巍山(ギザン)さんからご依頼を頂きまして、この度ギザンさんの奥さま(Aさん)をモデルに作品を制作しました。

肖像画は一般的に、「作品全体としての雰囲気」や「足し算・引き算的な造形」等の制作者側のイメージコントロールよりも、「似せる」という要素がかなり重要になることがあります。作品としての着地点がご依頼者様側の感覚によることの難しさもありまして、誠に恐縮ながら普段はご依頼を受けていないのですが、今回は特別なご縁ということもあり挑戦させていただきました。

ギザンさんとは住まいが近いこともありまして、お互いの家族が集まって一緒に食事をするなど、家族ぐるみのお付き合いをさせていただいています。なのでAさんとも度々会う仲です。


今回の作品では衣装や飾りなどはご本人の希望に添うスタイルで、また、作品のサイズについても何度か意見交換をしてから制作に入りました。通常の作品では僕一人の独断で作品を進めているので、いつもとは違い新鮮でした。

c0053436_03482481.jpg
こちらは額装写真です。

木の素材の雰囲気をそのまま活かした額縁を額装家さんに作ってもらいました。


先日、加藤巍山さんのインタビュー記事がJapan Business Pressのサイトに掲載されました。大変興味深い記事です。会員登録が必要なサイトですが最初のページは無料で読むことができます。ぜひ読んでみてください。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/50598
c0053436_11362494.jpg
写真:Japan Business Pressより。加藤巍山さんの木彫作品です。


ギザンさんの最新展示情報は以下です。作品2点が展示されるとのことです。
---------------------------------------------------------------------------------------
『驚異の超絶技巧!〜明治工芸から現代アートへ』 2017.9.16〜12.3 三井記念美術館
---------------------------------------------------------------------------------------
展示期間中にはギザンさんのトークイベントもあるとのこと!
10.21/14:00-15:30 アーティストトークセッション 定員50名、聴講料2000円(無料観覧券1枚付き)※詳しくは三井記念美術館へよろしくお願いいたします。


ギザンさんの作品紹介をしているブログもあります。
http://gizan.exblog.jp




# by unokazu | 2017-08-29 15:55 | works
2017年 08月 11日
展示のお知らせ
三越美術110周年 HOPES 次世代百選展
■会期:8月30日(水)〜9月5日(火)※最終日は午後5時閉場
■会場:日本橋三越本店 本館6階美術フロア
作品のお問い合わせ:電話 03-3241-3311

「対岸の音」と題したシリーズの作品です。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
※在廊の予定はありません。


「対岸の音」6号F(31.8×41cm)/油彩/2017  "Sound of the Other Side", Oil
c0053436_14204252.jpg



こちらは額装した状態の写真です。
c0053436_13401153.jpg


このシリーズ作品では普段の作品よりも小さく人物を描いています。
写真左側は10円硬貨との大きさの比較、右側は筆入れ中の写真です。
1号の水彩用面相筆を使い、いつも以上に呼吸を整え慎重に描いています。視力の衰えに注意しないと、こういった絵は今後描けなくなってしまうかもしれませんね‥。

今回の展示では「私の10年後」というテーマで各作家が100字以内のコメントを書き、会場に掲載されるとのことです。日本橋三越の展示では作家の魅力を伝えるために毎回様々な工夫が凝らされていて、こういったコメントを求められることがあります。
さて、どうしようかと思いを巡らせました‥。10年後どうなっていたいか‥イメージしてみました。色々と考えましたが、普段から心に秘めている思いをこのテーマに合わせて書くことにしました。

10年後どうなっていたいか、その前に、自分は10年後までの画業の道をどう歩んで行きたいのか。絵の仕事というのは自分の精神状態がそのまま滲み出てしまう仕事の様に感じます。心持ちや志が道となり自分を未開の地へと導いてくれる様な感覚があります。

「水面を歩く様に」というイメージで画業の道を進んでいく。精神を整え、前を向く。邪心を持てばたちまち水の中へと落ちてしまう。

絵描きの道を「勝つ、負ける」という感覚で進むのは力強くてとても良いかと思います。しかしながらどうにも僕の場合はそれらのイメージを強く持とうとすると絵が描けない‥。
作家の仕事を「戦争」というイメージで語る方も多く、「弱々しい者は負けるよ」と、人から心配されることもありました。毎度「はぁ‥」とお答えするに留めて話は終わってしまうのですが、、それに対する答えが今後の自分の道を決める様な気もしています。

「水の上を歩く」とは夢想の色が強いですが、それくらいのイメージで自分の軸を保ちたい。淡々と自分に出来ることを積み重ねたい。

どうでしょうか‥。バランスの取り方は人それぞれに合ったものがあるかと思います。僕はまぁ、これで良いのでは‥と根拠のない直感で思うところです。
「戦争・戦い」のイメージだと「嘲りや中傷」も朝飯前といったところだと感じます。僕も面と向かって嘲りを受けることもありまして(アドバイスとは違った明確な嘲りの意思表示として)、美術業界は相変わらず怖いなぁ‥などと感じてしまいます。そういった時は反論はせず「水の上に立っていられるか」といったことをイメージして自分を保つ様にしています。

作家としての佇まい、絵とは関係ない様で、関係ある様な、そんな思いのお話です。

良い絵を発表できる様に‥、課題は沢山あります、10年後は今以上に素晴らしい絵を発表していたいです。




# by unokazu | 2017-08-11 15:04 | works
2017年 08月 04日
美術書
卯野和宏を著者とした美術書出版のご依頼を受けました。

今回は一回目の取材。
出版社の担当者さん、モデルさん、ヘアメイクさん、写真家さんらが集まり丸一日をかけて書籍に必要な素材作りをしました。
僕が描く絵は重要な素材。描き始めからの工程を刻々と撮影していただきましたが、かなりの緊張感がありました‥。各々のスケジュール、また当然お金も発生していますので失敗は許されない状況です。

僕が普段描く油絵は何度失敗しても軌道修正できる画材であるということ、また期日までには何度失敗してもOKなので、スポーツ選手の様な一発勝負にかける集中力は極端に磨かれていないところがあるかと思います。
最初は全く手が動かずにかなり焦りました。しかしながら周りの皆さまのおかげもありまして、いつの間にか集中することができました。手の技術だけではなく、「勝手に手が動く」という状態になるまでの精神統一・無我への切り替えがこういったお仕事には必要なのかもしれません。精神を上手にコントロールできる様に自分を向上させたいところです。出だしが少しふらつきましたが、この日は自分でも納得いく絵が描けたと思います。とにかくホッとしました。

絵や書籍の内容はまだ公開できませんが、どうぞ楽しみにお待ちくだされば幸いです。
読み応えのある書籍にしたいです。

<photo by bozzo>
c0053436_11372624.jpg
c0053436_11504492.jpg
c0053436_12011339.jpg

c0053436_11385321.jpg
c0053436_13393316.jpg
取材場所は埼玉県浦和市にある「彩光舎美術研究所」。僕が10年ほど講師を務めている教室です。

全ての写真は、写真家・bozzoさんによるものです。

最後にbozzoさんのアイディアで石膏像を前に面白い写真を撮っていただきました。


bozzoさんのホームページもぜひご覧ください。










# by unokazu | 2017-08-04 15:39 | art
2017年 07月 21日
展示のお知らせです。
アートキューブ展にて新作を発表しています。
作品は「雲海の下」(80号・97×1455mm/油彩/2017年制作)です。

会期 2017 7/19(水)-24(月)
会場 日本橋三越本店新館7階ギャラリー(TEL:03-3274-8469)

c0053436_02230619.jpg


入り口すぐそばに飾られています。
c0053436_02325432.jpg
発表作品は先月のアートコレクターズ6月号に掲載されていた作品でもあります。
(作品左下の壁面にてその記事をご紹介いただいております)
c0053436_02321086.jpg
久しぶりに大きな作品を描きました。
短い期間ですが、お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。




# by unokazu | 2017-07-21 12:17 | art
2017年 06月 15日
お別れ会
「美術の窓」や「アートコレクターズ」などの美術雑誌を出版している「株式会社 生活の友社」の創業者・一井建二さんのお別れ会に出席してきました。
癌だったとのこと、また、享年66歳だったとのこと、突然の訃報にはとても驚きました。
昨年5月の個展の際には会場にお越し下さり色々と言葉を交わし、作品について具体的にアドバイスをもらいましたが、その時の会話が僕にとっては最後の機会となってしまいました‥。残念でなりません。

お別れ会には多くの美術関係者が集まっていました。一井さんは武蔵野美術大学油絵学科のOBなので大学の先輩でもあります。一井さんが描いた絵や生い立ちの年表なども展示され、そのお人柄が偲ばれました。

一井さんには大変お世話になりました。
数々のお心遣い誠にありがとうございました。
どうぞごゆっくりお休み下さればと思います‥。

今後とも頑張ります。

c0053436_21311286.jpg







# by unokazu | 2017-06-15 13:23 | notes


    


(c) Kazuhiro Uno.All rights reserved.