2012年 07月 07日
「美しいもの」という本を読みました。 塗師の赤木さんが語り手となり、そのご友人の作家さん達のモノ作りに関するエピソードが書かれています。 「美しいもの」ってなんだろう。まさに、僕もそう思います。 本書に登場する方々の暮らしぶりやその眼差しからは、匂う様なあるいは肌で感じる様な、そんな美(?)の在り方を感じました。なかなか端的に言葉で表現するのは難しいものです。河原でたまたま拾った小石の丸みや色に魅せられる様な、とても静かでささやかな感覚…。しかしかげがえのないもの…。 木地師の方の話。 「葉っぱは、一つとして同じものがなく、一枚だけでも美しい。けれど、それがたくさん集まって、木になり、森になり、山になっても美しい」そんな葉っぱのような物を作りたい、との話。 グッと来ました。
by unokazu
| 2012-07-07 11:52
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