2012年 11月 27日
先日、東京国立博物館 古事記1300年・出雲大社大遷宮 特別展「出雲―聖地の至宝―」を観てきました。 重要文化財である「宇豆柱(うずばしら)」は、出雲大社本殿の棟を支えていた柱で2000年に境内から発掘された。直径1メートル以上の巨大な杉の3本が使われたこの柱の出土によって、高さ48メートルといわれる出雲大社本殿の巨大さが裏付けられることとなった。同館研究員の池田宏さんは「これまで、設計図には記されていたものの、その存在に関しては専門家でも意見が割れていた。この巨大さを目の前にして、本殿の大きさを想像してみてほしい」と話す。展示室内には、10分の1サイズで製作された古代の出雲大社復元模型も展示している。上野経済新聞より …との展示。長い間神話のものとさえされていた空中神殿の痕跡発見(宇豆柱:1248年)。朽ちた柱ではありましたが、その存在感には想像力をかきたてられました。48メートルの高さとは15階のビルに相当するとのこと。凄い。 ※想像図(ウェブより) その他、出土品も素晴らしかった。紀元前1世紀の銅鐸や銅矛、その造形美たるや。 今も昔も人間は色んなモノを作るのですね。 1000年前のモノ、2000年前のモノ、今もなお素晴らしかったです。 全く関係ない話ですが、放射能の無害化が10万年後というのは凄まじい時間ですね。2000年前のモノに膨大な歴史の遠さを感じていても、10万年を思うとそれでもまだ9万8千年もの時間がさらに必要とされるとは。どんな未来になっているのでしょう。 …。 ああでもない、こうでもない、と思いは巡る…。 自分の生きる時間の中で、僕はいったい何を作れるのだろうか。
by unokazu
| 2012-11-27 09:23
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