2018年 08月 10日
暑気払い


c0053436_14490425.jpg彫刻家・加藤巍山(ギザン)さんの旗振りにより、様々なジャンルで活躍している美術家達の集いが実現しました。
特に手仕事を主とする作家は内に篭って黙々と作品と向き合う傾向があるので、仕事柄、人と会う機会は比較的に少ないのではないかと思われます。僕も独身時代は一週間以上誰とも喋らない‥ということが度々ありました(わずかに喋るのはコンビニの店員さんくらい、とか。画商さんから進捗状況の電話が来るだけ、とか)。この様な暮らしを続けていると知らず知らずに外側へ意識を向けることがだんだんと鈍く重くなってきてしまうんですよね‥。
美術の仕事をしている方々の話で「あえて講師の仕事をすることで外部との接触を保つ様にバランスを取っている」という考え方も度々聞きます。
ギザンさんは彫刻家であり仏師でもありますが、仏教を通した多くの方々との交流もある様で、人とのご縁を大切にし、またそれをとても楽しみにされている印象があります。外側へ意識を向けることが自然体なギザンさんならではの交流会だったかもしれません。

僕はたまたまギザンさんと自宅が近いこともあり以前から頻繁に交流を持たせていただいております。この集いは10数年以上のキャリアがある30代40代の中堅作家が多く、中には世界的に活躍されている方も居たりで、面白い話も色々聞くことができました。大変刺激になりました。(ギザンさんありがとうございました!)



参加メンバー
浅香 弘能(現代美術・石彫)/上原 万征(根付)/ 内田すずめ(絵画)
卯野 和宏(絵画)/ 加藤 巍山(仏師)/ 金巻 芳俊(彫刻)
上路 市剛(現代美術)/ 川崎 晶平(刀匠)/ 木村 佳代子(絵画)
木村 了子(絵画)/ 齊藤 秀樹(彫刻)/ 諏訪 敦(絵画)
高橋賢悟(現代美術・鋳金)/ 田口由花(絵画)/ 富山 隆太(ウェブデザイン)
増田 敏也(現代美術・陶芸)/ 満田 晴穂(自在置物)/ 森 天飛(絵画)
※敬称略
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※諏訪敦さん(武蔵野美術大学教授)の話を皆んなで熱心に聞いているところです。
(写真:増田さんのツイッターより)



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最後は皆んなで集合写真。
気をつけなければならないのが「凄い活躍をしている方に会うことで、自分自身が一瞬で同様になれる訳ではない」ということ。
アトリエに戻れば描きかけの作品は変わらずに未完成のままです。一筆一筆積み重ねて先に進めるのは自分。

大いなる可能性を知ることができたことに感謝しつつ、意識を高め広げ、力強く進んでいきたいと思います。




by unokazu | 2018-08-10 21:57 | art




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