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2014年 06月 27日
初ひまわり
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最近夕方4時くらいに一旦筆を置き、妻と子供と一緒に散歩をしています。基本はベビーカー移動なのですが、目につく物をいろいろと触りたがって手を伸ばすので、時々抱っこして遊ばせています。ひまわりの色彩は実に豊か。子供も初のひまわりに興味津々でした。
もう夏ですね〜

by unokazu | 2014-06-27 04:02 | notes
2014年 06月 25日
月刊アートコレクターズ 7月号
月刊アートコレクターズ  2014年7月号「The Nude」特集(6月25日発売/定価1,028円)

美術雑誌の巻頭特集で「呼吸」という作品を掲載して頂きました。
作品の自筆コメントも掲載されています。

書店にてぜひぜひお手に取ってみて下さい!
Amazonからも購入出来ます。

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by unokazu | 2014-06-25 23:12 | media
2014年 06月 13日
支持体作り
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大学時代ぶりに伝統的な白亜地の支持体を作りました。

白亜地(炭酸カルシウム+膠)は15世紀前期頃からフランドル地方(オランダ南部、ベルギー西部、フランス北部にかけての地域)で使われていた下地です。
一方、石膏地(硫酸カルシウム+膠)は同時代頃からイタリアで使われていた下地。
どちらも吸収性のある伝統の下地ですが、白亜と比べて石膏の方が柔らかいとのことです。
※石膏地は使った事がないので分かりません。


今回の白亜地の作り方は以下。

<前膠塗り>木製パネルに「水12cc:ウサギ膠1g」の膠水を一層塗布(裏面と枠も)、板を目止めします※膠水濃度は一般的にだいたい14:1〜10:1の様です。

一日乾燥

<寒冷紗貼り>※下地塗料の喰いつきを良くするため、板の亀裂防止のため。
寒冷紗を置き、膠水を塗りながらシワが出ない様に貼付ける。膠水に1掴みほどの白亜を混ぜて貼ると寒冷紗の付きが増すそうです。

一日乾燥

<白亜地塗料塗り>
※塗料の作り方/白亜(膠水に対して約1.7倍の容量)を暖かい膠水にフルイを使って表面に少しずつ振り入れる。全て入れ終わったらゆっくりとダマが出ない様にゴムベラで潰しながらかき混ぜる。
塗料をこして残ったダマを取る。

塗り一層目は固いヘラで若干力を入れて編み目に塗料を刷り込んで穴を埋める。埋まらない場合は指の腹で擦って押し込む。表面を手で触って塗料が着かない程度に乾いたら次の層へ。二層目からはゴムペラで優しくのばす。4層から7層ほど塗る。僕は6層塗りました。

一日乾燥

<ペーパーがけ>320番のサンドペーパーで表面を平滑にする。
最後に刷毛で軽めに水を引いて表面を少し溶かして均す。

まる一日の乾燥で油絵の具を乗せても良いそうです。厚塗りの場合は2日ほどの乾燥を。手で触ってひんやりした感じや湿った感じがする場合は乾いていない状態。
油と水の相性は極めて悪いので、余分な水分の残留が無い様に、念のため3日以上の乾燥で制作したいと思います。

以上。

こんな感じでやってみました。


一口に白亜地と言えど、それぞれの作家の考え方やアレンジ、また各大学で教えられる配合比や塗り方は微妙に違っているようです。物質の構造が崩壊しない範囲内ならば後は好みで良いかと思います。上に乗る油絵の具層の状態も作家により様々なので、自分に合うやり方を色々と研究してみると良いかもしれません。

なお僕は10年ほどアクリルジェッソを下地に使っています(少しずつ使い方に改良を重ねながら)。アクリル系は歴史も浅く数百年の経年変化の記録が無いこともあり未知数な部分はありますが、ある程度メーカーが出す研究資料を信用しています。
とはいえ新商品には極めて慎重になってしまいますが…。
ジェッソ地には今現在それほど違和感を感じていませんが、もっと自分に合ったやり方があるのかもしれません。僕は市販のジェッソ塗料を原液で使用していますが、以前某大学の先生から聞いたことのある「ジェッソ1:白亜1」の量を混ぜてジェッソ塗料に吸収性を出す(板絵に限る)やり方もいずれテストピースを作って試してみたいと思います。あるいは2:1、3:1なども。

以下のサイトに、アクリル下地による油彩に関する研究データが簡単にまとめられて書かれています。またアクリル下地と油絵の具の相性についての噂にも言及されています。
http://www.turner.co.jp/art/golden/technicaldata/justpaint/jp24/jp24article2.html

絵の内容の研鑽はもちろんですが、それを支える材料に関しても自分の表現とより合致する最適なやり方を今後も模索して行きたいと思います。

by unokazu | 2014-06-13 20:11 | art
2014年 06月 06日
近況
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かなりご無沙汰してしまいました。久しぶりの日記更新です。写真は富士山の雪解け水がこんこんと湧いているという忍野八海の泉です。数メートル先の水底がしっかり見えるほどの透明度。教室の写生旅行で富士山に行っていた際の一コマです。


さて、ここ最近はちょっと大変でした。
「前田寛治大賞展」に出品する為の100号の制作に明け暮れていたのですが、なんとか完成させ、締め切り日の6月5日に無事搬入してきました。天気予報では搬入日がちょうど雨になっていて心配していましたが終始小雨でしたので助かりました。関東も梅雨入りしたようですね。展覧会は7月16日から日本橋高島屋にて。展覧会にもよりますがこの展示は提出が一ヶ月以上も早い。
久々の100号は大苦戦でした。やはり画面が大きいといつも通りにはいきません。何より天井が低いと(一般的な住宅の天井)照明の当たり方にムラが出てしまい全体的な明度彩度のバランスを整えることが非常に困難で調整には一手間かかってしまいます。広いアトリエを持ちたいものですねぇ(笑)。

それ以上にドタバタしたのが生後4ヶ月になる息子の湿疹問題。
発端は何気ないおでこの引っ搔き傷でした。恐らく傷の治りかけのカサブタが痒みの原因かと思われますが、それを引き金に、目を離した隙にさらに掻いて傷を作り、また少し治りかけては更に掻き…の繰り返し。
赤ちゃんの掻きむしり対策用の手袋(爪で掻かない様に)を使ってみたら、布ごと顔をゴシゴシ擦ってしまって余計に顔全体が荒れてしまったり。
皮膚科に行って処方された薬との相性が悪かったのか余計に痒がって荒れてしまったり。
再度皮膚科へ。病院は待ち時間が長い…。
夜は痒くて寝れなくて泣く…の繰り返し。荒れた肌を定期的に保水したり冷やしたり。
ほとんどは妻が頑張ってくれましたが、やはりいろいろとサポートが必要で絵を描く為のまとまった時間を作るのはなかなか難しかったです。
猫の毛で余計に痒がっているんではないか!?とか、油絵か!?(換気は徹底していますが)とか…。それで高性能の空気清浄機を設置してみたり。
担当する教室も後輩に代講をしてもらったりなど助けてもらいました。
時間があっという間に流れた感じです。

夫婦共々子育て初心者丸出しですが…、ああでもないこうでもないと右往左往して何とか少しずつ良くなって来たと思われる今日。


…。

絵はかえって深みが増すかもしれませんね(笑)。

by unokazu | 2014-06-06 13:45 | notes


    


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