<   2019年 04月 ( 2 )   > この月の画像一覧

2019年 04月 20日
創と造2019
展示のお知らせです。

20号の作品1点を出品します。
東京会場は4月と5月に2度開催があります。どちらを見ていただいても大丈夫です。
なお在廊の予定はありません。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
どうぞよろしくお願いいたします。
c0053436_10562197.jpg
※入場無料
c0053436_10554546.jpg
c0053436_11021446.jpg
c0053436_10560496.jpg


by unokazu | 2019-04-20 11:24 | art
2019年 04月 06日
工房見学会
彫刻家・加藤巍山さんの工房見学会に参加しました。
見学会の筆頭は、てぬぐいブランド「かまわぬ」専務取締役・高橋基朗さん。女性お二人は初めてお会いしました。向かって左奥の女性はバカルディジャパンPRの児島麻理子さん。向かって右奥の女性はAronatura(アロナチュラ)代表取締役 山内みよさん。
ギザンさんとは自宅が近いこともあり工房で作品を見せて頂く機会が度々あるのですが、今回は改めて素敵な皆様とご一緒に彫刻について作品について色々と勉強させて頂きました。

まずは創業140年の鰻屋さん高橋屋にて食事を。
c0053436_23563711.jpg

ギザンさん行きつけの鰻屋さん。制作スタイルや作品に込めるイメージ等の話題になりました。油絵は描き直しが何度でも出来ますが木彫はそうはいかない。やはり一筆の重みに対しての一彫の重み、緊張感の違いを感じます。日々の生活リズムをほぼ一定に保ちながら制作を進めて行くことでメンタルのブレを無くすスタイルは僕と違うところです。油絵の場合には画面の中で自分の感覚を探りながら流動的に完成へと向かうことができるので、ふと湧いたイメージを実験的に取り込むことへのリスクは低い。感情の揺らぎが作品の中で効果的に機能することもあります。木彫の場合、流動的に迷うことは難しい。彫り作業よりも前の工程にあたる粘土の原型作りにおいてイメージを明確に具現化しなければならないところが独特に感じます。
c0053436_04561291.jpg
絵画にしても彫刻にしても、作品を生み出す為にはそれなりに時間を要します。数千年の時を超え今もなお人々を魅了し続けている作品も存在している。その様な時間感覚から現代に生きる作家として、世の高速とも思える流行り廃りのサイクルにどう向き合うかという話も興味深い。彫刻家であり仏師でもあるギザンさんは「様式化、体系化される以前の仏の姿にはある"恐ろしさ"が宿っている。近代教養では計り知れない人類の根源。その対岸にある現代という化物。」という話をされています。
c0053436_18473619.jpg
作家の仕事について。僕のイメージですが、「この世×自分」この関係の中から‥目には見えない引力を内包する種を造形を通し作品として結実させること、直視可能な新たな姿をこの世に生み出すことが作家の仕事だと考えています。人の体は食べずには生きられない、精神も同様に糧なくしては人として生きられないのではないだろうか。その糧に携わる者としての責任は必ずやあるはずだと感じます。他者、自分の存在に対する敬意の為にも、結実させる実はより高い純度を常に目指さねばなりません。そう目指すことが自然の摂理として、とても健全であると思われます。

四季の循環や生命の循環、宇宙の循環、この世には様々な流れがありますが、興味があるのはそういった自然の摂理にのった時間の流れとそこから見える世界。
例えば人体というモチーフについて。意識せずともこんこんと流れ受け継がれる生命体としての記憶、姿。美術的な言葉でいうところの「写実的具象的表現」は自然の恵み・畏怖・敬意を宿す在り方としてはとても適している様にも思えます。



ギザンさんの工房にて。制作途中の新作を前に、さらに詳しく色々とお話を聞かせていただきました。言葉とは違う、手仕事による造形という行為でなければ引き出せない感覚やエネルギーがある。改めてそんなことを感じました。
c0053436_04433268.jpg
c0053436_19534544.jpg

c0053436_00520622.jpg
楽しく刺激的な時間でした。
各分野で活躍されている方々がギザンさんに惹かれる理由がとても分かります。



ギザンさん、モトさん、マリコさん、ミヨさん、貴重なお時間を共有させて頂きありがとうございました!
今後の活動に繋げていきたいと思います。



※作品画像:@gizankatohより




by unokazu | 2019-04-06 14:21 | art


    


(c) Kazuhiro Uno.All rights reserved.